グーグル、再び中国からのハッカー攻撃 FBIが調査へ
【大紀元日本6月3日】インターネット大手検索エンジン・米グーグルは最近、同社のGmailサービスが、中国からとみられるハッカーの攻撃を受けたと公表した。数百人のGmailユーザー、米国政府関係者、中国の民主活動家、一部のアジア国家(主に韓国)の政府関係者、軍の関係者、ジャーナリストなどのGmailのパスワードがハッカーに窃取されたという内容で、米国政府とFBIがいま、調査に乗り出しているという。ラジオ・フランス・インターナショナル(RFI)が報じた。
グーグル社は、「今回のハッカー攻撃の目的は、ターゲットとなるメールの内容を監視すること」と説明した。
同社セキュリティー部門を統括するエリック・グロッゼ氏による同社の公式ブログでの書き込みによると、今回のハッカーらは「フィッシング」と呼ばれるユーザーを欺く手口でGmailのパスワードを盗み、その電子メールの内容を監視したり、ハッカーが指定するアカウントに自動転送させたりしていた。同社はすでに同ハッカー攻撃を阻止し、被害者と政府関連部門にも被害状況を伝えたという。なお、今回のハッカー攻撃は中国の山東省の済南市が起点だと思われるともブログに書かれている。
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