途上国の枠から抜け出す巨龍 スウェーデン国際関係研究者の分析
【大紀元日本10月28日】国際関係や発展途上国を研究する人々は、「BASIC」と呼ばれる4つの大国、つまりブラジル、南アフリカ、インド、中国の動きを注視している。スウェーデン王立国際関係研究員で中国研究者のヨハン・ラーゲルクヴィスト氏は自身のブログで、今後、中国はBASIC内での枠を脱して国際社会での声を拡張させていく、と分析する。
4大国の外交関係は決して安定的なものとは言えない。特に中国は、ブラジルとは「通貨戦争」で、インドとはチベット自治政府と国境問題で、長年にわたる問題を抱えている。研究者たちは、現在、多国間協議が求められる気候変動問題や貿易協定について、この4大国が果たして同盟を結べるのか疑問視している。
特に注目されているのは、民主主義と福祉政策を打ち出すブラジルと、独裁的な権威主義社会で成長する中国の関係だ。大きな枠組みとしての国際社会で、中国は東アジア地域で、ブラジルは南アメリカ地域でそれぞれ影響力を拡大しつつある。将来的には、両国の声はIMF、世界銀行、WTO、G20のような国際的組織の中でも重みを持つようになることだろう。
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