北京市、警戒レベルを引き上げ 不安定な情勢への備えか

【大紀元日本3月27日】香港の政論雑誌 『動向』3月最新号によると、胡錦涛中央軍事委員会主席は2月23日、北京軍区及び北京の警備・守備に当たる北京衛成区部隊に対し、2月27日0時から今秋10月31日深夜0時までの間、警戒レベルを2級に引き上げるよう指示したという。

同時に、2月24日、北京の公安と警察当局に対しても、北京全域の警備レベルを1級に引き上げるとの命令が出されたという。さらに、国務院と中央軍委は北京市周辺6省市で「環京護城河」(首都防衛)計画の実施を発表した。

中国軍の警戒レベルは1級を最高レベルとし4段階に分けられ、「情勢が悪化し、中国大陸に軍事的な脅威をなす際」に2級に引き上げると定められている。公安と警察による警備レベルは3段階に分けられ、1級とは「治安情勢が著しく悪化し、局地で騒乱・暴動・テロ事件が発生した際」の高度な警備レベルだという。

今回の警戒令は両会開始直前から中共第18回全国代表大会(18大)が終わるまで、計248日間に達している。期間の長さや規模の大きさは、例年の全人代期間中と北京五輪時をも超えている。

このごろ、重慶市元公安局長の亡命未遂事件を発端に、中央指導部内で内紛が勃発したとの噂が飛び交っている。海外の華字ニュースサイトや香港紙東方日報は22日からネット情報として、中国の政治中枢である中南海から銃声が聞こえ、軍と武装警察が衝突し、クーデターが発生したのではないかとの憶測を伝えた。その数日後、武装警察を管轄する中央政法委のトップである周永康氏の失脚が英紙・フィナンシャルタイムズによって伝えられた。いずれも政府が公式発表した情報ではないが、大規模の警戒レベルの引き上げはこういった不安定な情勢と関連しているとの見方もある。

 (翻訳編集・王君宜)
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