中国の大気、危機的 世界のワースト10に7つ占め 室内空気も危ない
【大紀元日本1月17日】大気汚染が深刻な都市ワースト10のうち、中国の7都市が占めている。また、中国の規模の大きい500都市中、WHO世界保健機関の推奨する大気基準に適合しているのは1%にも満たないという。
これらは14日に発表された『中華人民共和国国家環境分析』が明らかにしたもの。ワースト10にランクインした7都市は、北京市、重慶市、太原市、済南市、石家庄市、蘭州市、ウルムチ市となっている。
さらに同報告書によると、中国の大気汚染が毎年もたらした経済損失は、疾病費用に基づいて推定すると、国内総生産(GDP)の1.2%に相当し、支払意思額に基づくと3.8%にも達しているという。
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