【フォトニュース】フィリピン台風、各国からの支援が本格化

【大紀元日本11月13日】史上最大規模の台風30号が甚大な被害を与えたフィリピンでは現在、各国からの支援が本格化しており、米軍の新型輸送機オスプレイが12日、被害の大きかったレイテ島に到着した。米政府によると、今後は更に原子力空母ジョージ・ワシントンを派遣して救助活動や支援活動を行うという。

一方日本政府は、国際緊急援助隊の医療チーム25人をレイテ島タクロバン市に派遣する予定で、読売新聞によると、このチームのうち3人が既に現地入りし、地元病院などと協議を行っているとのこと。また、同政府は食料や水などをフィリピンに提供するため、10億円の緊急無償資金協力も行う。

各国からの支援が進むなか、フィリピン政府は13日、台風30号による死者が1833人に上ったと発表。また、同国のアキノ大統領は12日の米CNNのインタビューで、最終的に死者数は2000~2500人程に達するとの見方を示した。

(翻訳編集・森 豪太)
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