発酵食品 情緒安定に効果

【大紀元日本8月6日】ヨーグルトや漬物などの発酵食品に、不安や緊張を緩和する効果があることが最新の研究で明らかになった。ウィリアム・アンド・メアリー(William & Mary)研究機構によると、不安を感じやすい大学生はヨーグルトやピクルス、浅漬けなどの発酵食品を好む傾向にあり、発酵食品を普段からよく食べている大学生は付き合いの場において不安を感じることがあまりないという。6月20日、「USAトゥディ」が伝えた。

 この研究により、発酵食品に含まれる細菌が、不安や緊張を抑制する効果のあるGABAという神経伝達物質を体内で生成することが発見された。これはつまり、発酵食品に多量に含まれている有益な細菌が腸内で繁殖し、腸内環境を整えることによって、不安や緊張を緩和する効果をもたらしている、と言い換えることができる。研究者たちは「腸内の微生物が脳の働きに影響していることは明らかであり、これは非常に素晴らしい発見だ」とコメントしている。

 研究結果を検証するため、700人の大学生を対象に飲食と精神状態の関係について追跡調査を行った。その結果、この理論が正しいことが確認されたが、注意すべき点がある。すべての発酵食品に有益な細菌が存在しているわけではないため、食品ラベルに「活性菌含有」(Live Cultures)と明記されているかどうかが判断のポイントとなる、という点だ。

(翻訳編集・金谷)

関連記事
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
1271年、モンゴルのフビライ・ハンが元を建て、初めての漢民族以外の皇帝となりました。その後、数十年にわたり、中国はかつてない規模の帝国となり、元は文化の多様性と国際貿易の栄えた時代となりました。
明の最初の皇帝・太祖の生い立ちは、朝廷生活とはほど遠く、彼は朱元璋と名付けられた農民の子供でした。彼は最初、僧侶の道を歩みましたが、モンゴル主導の元が朝廷内の闘争で弱体化する中で反乱軍に参加し、まもなく右に出るもののいない軍事家として才気を発揮することとなりました。
胃酸逆流の症状を抑える等、一般的な胃腸薬を服用している人は、知らず知らずのうちに偏頭痛を発症するリスクを高めているかもしれません。 このような一般的な治療薬と偏頭痛との関連性について、アメリカ神経学アカデミーが発行する「Neurology Clinical Practice」オンライン版に掲載されました。研究では、胃腸薬が偏頭痛を直接引き起こすとは断定されていないものの、両者の間には何らかの関連があるのではないかと考えられています。
子供のいじめ、自殺、暴力・・・昨今、心の痛むニュースが後を絶えません。生まれてきた時は、誰もが純粋で善良だったはずなのに、何が子供たちを悪へと走らせるのでしょうか。人生には学校の教科書から学ぶことのできない、大切な価値観があることを子供たちへ伝えることが重要です。将来を担っていく子供たちに、ぜひ読んでもらいたい物語を厳選しました。