スペイン

ボトル入りの水にノロウイルス 4000人以上感染

スペイン北東部の地域で、人の糞便に汚染されたボトル入りの飲料水を飲んで4000人以上がノロウイルス感染し、吐き気、嘔吐、発熱などの症状が現れた。地元の保健当局が4月25日に公表した。ボトル入りの飲料水からノロウイルスが検出されたのは今回が世界で初めてだと専門家は指摘する。

感染が発生したスペイン北東部カタルーニャ自治州の保健当局によれば、感染者は企業のオフィスなどに設置された給水器の水を飲んだ後、症状が現れたという。

イギリス紙「ガーディアン」の報道によると、汚染水を分析したバルセロナ大学のアルベルト・ボッシュ教授(微生物学)は、「ボトル入りの飲料水からノロウイルスが検出されたのは世界で初めて。通常、糞便に汚染された水道水からノロウイルスを検出することはあるが、ボトル入り飲料水の生産においては、どの段階で問題を生じたのか、まだ分かっていない」と話したという。

感染の発生を受けて、飲料水を生産するエデン・スプリングス社は、すでに配送された商品を回収した。新たな感染発生の報告は、いまのところない。

ノロウイルスは、急性胃腸炎を引き起こす強力なウイルス。感染者の糞便や吐瀉物、あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染するほか、河川を経由して蓄積された貝類の摂食による食中毒の原因になる場合もある。症状には個人差があるが、主な症状は突発的な激しい吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、悪寒、38℃程度の発熱で、嘔吐の数時間前から胃に膨満感やもたれを感じる場合もある。これらの症状は通常、1、2日で治癒し、後遺症が残ることもない。ただし、免疫力の低下した老人や乳幼児では長引くことがある。

(編訳編集・山岡)

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