難病を乗り越えて
「母との和解、そして心の平安」ある生物学者の修練体験
米月刊誌『The Atlantic』 ネット版に「Choosing My Religion」というコラムがある。改宗にまつわる体験談や考え方を読者同士がシェアするこのコラムに、ある生物学者からの体験談が寄せられた。彼は自身の難病を通じて法輪功に巡り合い、精神的な救済を得ることができたという経験を語っている。以下はその抄訳。
私はカトリック教徒として育ちました。ですがそれ自体に大した意味はありません。私は教会で数々の偽善を見てきましたから、10代のころは生意気にも不可知論者(たとえ神が存在したとしても、その存在や性質を認識することはできないという考え)を公言していました。そして、宗教とは、支配者が大衆を征服するための手段にすぎないと思い始めていました。
世界を知るためには、科学だけで十分だと思っていたのです。一時、道家の太極拳をかじったこともありましたが、それは単にリラックスすることだけが目的でした。
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