大紀元時報
口下手でもいい

「聴く」に込められた意味

2017年03月22日 07時00分
古代中国の時代、漢字を伝えるためにこの世に遣わされてきた神・倉頡(そうけつ)。四つの目を持っていたという伝説がある(Public Domain)
古代中国の時代、漢字を伝えるためにこの世に遣わされてきた神・倉頡(そうけつ)。四つの目を持っていたという伝説がある(Public Domain)

 学校でも職場でも、今や雄弁で自己アピールの上手な人がもてはやされる時代。寡黙で常に聞き役の人は、まるで損しているかのようです。古代と道徳観が逆転している今、「聴く」という漢字に込められた意味を理解し、ハッとさせられました。

 「聴く」という漢字は、中国語で「」と書きます。耳へんに、右側は上から「十」「目」「一」「心」。つまり、耳を使うだけでなく、人は十分に目を使って相手を見て、一心に聴くことが大切だということです。

 ちなみに、「徳」という文字の中国語は「」。「十」「目」「一」「心」、右側が「」と同じです。相手の言葉に、誠実に耳を傾けることは徳行の一つなのですね。

(文・郭丹丹)

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