2006年、香港で、中国国内で拘束されたり軟禁されたりしている人権弁護士たちの解放を訴える人々。左から陳光誠氏、高智晟氏(MIKE CLARKE/AFP/Getty Images)
北京の弁護士・余文生氏

「中国人、目を覚まして!」命なんて惜しまない(5)

「思考のマヒした中国人、目を覚まして!」北京の人権弁護士(1)

カルト指定でもない法輪功への違法な弾圧(2)

金儲け主義で人のことを考えない(3)

ファシスト国家でしか起きないことが起きている(4)

現在の中国では、真の安全を保証されている人など誰もいないのです。巨大な国家権力と対峙している私は、自分の力では妻子を守り切るなど不可能ですし、誰かを守り切れる人などいません。

1960年代に(毛沢東の推進した大躍進政策の失敗により)起きた「大飢饉」を思い出してください。あのとき、数千万もの中国人が餓死しましたが、誰かを守るどころか、みんな自分のことさえ守り切れなかったのです。

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