食の安全
卵6500個で巨大オムレツ作り 「汚染卵」騒動の渦中=ベルギー
ベルギーの小さな町マルメディで15日、毎年恒例行事の巨大オムレツ作りが催された。使用された卵は6500個で、地元民や観光客ら1000人が参加した。しかし、欧州では殺虫剤で汚染した卵の流通スキャンダルが巻き起こっている最中で、参加者は例年と比べると、ずっと少なかった。
欧州食品安全当局は7月、流通している卵が殺虫剤「フィプロニル(Fipronil)」 により汚染しており、人体に害を与える可能性があると警告した。ベルギーは、卵の汚染について同局に最初に報告した国。
「殺虫剤汚染の卵」は14カ国で報告されている。この騒動により、数百万個の卵が欧州各地のスーパーマーケットで撤去され、オランダでは150もの養鶏場が一時閉鎖した。
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