カナダ警察、警官襲撃事件でソマリア難民の男性を訴追

[エドモントン(カナダ・アルバータ州) 1日 ロイター] – カナダ西部アルバータ州の州都エドモントンで9月30日夜、男が警官1人を車ではねた後にナイフで刺し、その後逃走中に通行人4人に車を突っ込んで負傷させた事件で、カナダ連邦警察は1日、殺人未遂容疑で容疑者のソマリア難民男性を訴追した。

当局はこの事件をテロ行為としている。

カナダ連邦警察(RCMP)によると、容疑者は30歳の男性で、名前は公表されていない。2年前に過激主義的な思想を拡散したとして取り調べを受けたが、脅威とは認められず訴追されなかったという。

エドモントン警察当局の責任者は、容疑者が犯行に使用した車の中から過激派組織「イスラム国」(IS)の旗が見つかったと述べた。

エドモントンのドン・イヴソン市長は記者団に「現時点では、単独犯による攻撃と考えている」と語った。

刺された警察官は1日に病院から退院しており、4人の通行人のうち2人も退院、残りの1人は容体が落ち着き、もう1人は意識を回復した。

関連記事
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。
今年11月に迫る米大統領選で勝利した場合、トランプ氏は数百万人の不法移民の強制送還や中国製品の関税強化、議会議事堂事件で起訴された人々の恩赦を行うと米誌タイムのインタビューで語った。
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。