米大統領、夕食会で共和党議員と移民政策を協議

[ワシントン 2日 ロイター] – トランプ米大統領は2日、共和党議員らと夕食会を開き、移民政策について話し合った。

政権当局者によると、夕食会には共和党のマッカーシー下院院内総務、グッドラット下院司法委員会委員長、コーニン上院院内幹事のほか、上院議員2人が参加。国境警備の「抜け穴」を塞ぐための法的権限など移民制度改革に関する措置が議題だった。

ホワイトハウスでの夕食会は、大統領の政策チームが将来的に公表を計画している移民制度改革の大枠に影響を与える可能性がある。

トランプ大統領は先月、民主党のシューマー上院院内総務とペロシ下院院内総務を招いて夕食会を開き、幼少期に親と不法入国した「ドリーマー」の保護で民主党に譲歩する姿勢を示した。

大統領とペンス副大統領などは、反移民の議員も含め、多くの共和党議員に対して「ドリーマー」保護の法案策定を要請している。法案策定の議論に保守派も参加させることで、支持基盤からの反発を最小限に抑えたい狙いがあるとみられる。

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