手抜き工事が発覚した上海と昆明を結ぶ滬昆高速鉄道。(大紀元資料室)
手抜き工事

中国高速鉄道に手抜き工事 トンネルで漏水、安全性に懸念

中国の高速鉄道でまた手抜き工事が発覚した。2016年12月に開通した上海市と雲南省昆明市を結ぶ高速鉄道で、設計、施工、監査、検測に関わった各社が、全工程にわたり手抜き工事やデータ偽造を行ったことがわかった。ニュースサイト・澎湃新聞などの中国メディアは13日、中国版ツイッターのウェイボー「微博(Weibo)」に投稿された情報として伝えた。

同高速鉄道で、貴州省区間にある複数のトンネルで、手抜き工事により漏水が発生した。特に貴州省と雲南省に跨る世界一高い橋、「北盤江大橋」に直結するトンネルは状況が深刻で、安全確保のために列車は時速300キロから70キロまで落として通過しているという。

ウェイボーの投稿に、高速鉄道を運営する国営・中国鉄路総公司が社内通達した関連文書全文が添付された。同社は今回の手抜き工事に対し、特別監査チームを立ち上げ、調査を行った結果、複数のトンネルの建設で施工各社が材料を減らす手抜き工事を行い、データを偽造しており、それによって重大な欠陥が生じたことが明らかになった。

▶ 続きを読む
関連記事
中共当局による懸賞付き指名手配を受けた台湾のインフルエンサー八炯氏が、海外の中共領事館で出頭を試みたものの受け付けられず、その様子を収めた動画が注目を集めている
最近「成都市高等教育機関集積エリア周辺のホテルが盗撮多発地帯」との話題がSNSで拡散し、注目を集めた。背後にある闇のビジネスの実態について、番組「中国解密」の司会者クリス・チャペル氏に話を聞いた
米国家情報長官室は18日、世界の脅威について2026年の年次報告書を公表した。34ページに及ぶ報告書は、CIAやNSAなど米国の情報機関が取りまとめ、中国共産党による台湾侵攻が米国および世界にもたらす潜在的脅威を明確に示している。
江沢民派のフィクサー、曽慶紅。豪邸購入や国有資産横領にまみれた一族の腐敗から、南アフリカでの暗殺未遂、臓器収奪への関与まで、その権力掌握の足跡と法輪功迫害に加担した「血債派」の闇の真相に迫る
最近、中国企業による米国上場の動きが明らかに鈍化している。フィナンシャル・タイムズの報道によると、今年に入ってからニューヨークで新規株式公開(IPO)を完了した中国企業はわずか2社で、前年同期の19社から大幅に減少した