TPP首席交渉官会合、カナダに現実的対応期待=茂木経財相

[東京 19日 ロイター] – 茂木敏充経済財政担当相は19日の閣議後会見で、米国を除く11カ国による環太平洋連携協定(TPP11)の首席交渉官会合を22-23日に東京・新宿で開催すると正式発表した。「早期発効に向けた議論の進展を期待」とし、慎重姿勢を示しているカナダについて「現実的対応を期待している」と強調した。

財政の中長期試算では長期金利の前提を現実的な数値に引き下げるとの見解を示した。長期金利の展望について「世界経済は基本的に堅調に推移ししているが、長期金利の動向は各国の金融政策の状況による」と指摘し、緩和を縮小している国、維持している国など、まちまちとの見解を示した。

幼児教育無償化を巡る有識者会議のメンバーを発表した。待機児童ゼロの実績がある横浜市の林文子市長、樋口美雄・慶大教授、無藤隆・白梅学園大学大学院特任教授、増田寛也・東大大学院客員教授の4人で、増田氏が座長を務める。

(竹本能文)

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。