米、重要鉱物35種の国内生産拡大目指す 輸入依存を低減

[ワシントン/トロント 16日 ロイター] – 米内務省は16日、ウランやコバルト、リチウムなど35種類の重要鉱物について、国内生産を増やして輸入への依存度を引き下げる方針を発表した。

内務省は電池や電子機器などに幅広く使われる35種類の重要鉱物のリストを作成。米国内の重要鉱物資源の探査、生産、再利用を推進し、輸入品への依存を低減させるよう命じた昨年12月の大統領令の実現に向けて動き出したことになる。3月19日までリストに関する意見を一般から募る。

リチウム、コバルトは電気自動車(EV)のバッテリーに不可欠な素材。内務省高官は「これらの資源が不足すれば、国家の安全保障や繁栄に戦略的脆弱(ぜいじゃく)性をもたらす」と指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
イタリア当局は、人道支援の名目で集めた寄付金の7割以上をテロ組織ハマスへ流用したとして、慈善団体関係者ら9人を逮捕。メローニ首相はテロ資金源の解体を高く評価した
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
トランプ米大統領は12月25日、ナイジェリア北西部で活動する過激派組織「イスラム国(ISIS)」を標的とした「強力かつ致命的な攻撃」を実施したと発表。米国防総省の報道官は本紙に対し、今回の攻撃についてナイジェリア政府の承認を得て実施されたものだと語った。