米伝道師ビリー・グラハム氏が死去、歴代大統領にも助言

[21日 ロイター] – キリスト教福音派の米国人伝道師ビリー・グラハム氏が21日、ノースカロライナ州モントリーの自宅で死去した。99歳だった。70年にわたる伝道期間中、歴代の米大統領にも助言し、出身地のノースカロライナ州から北朝鮮まで世界で数百万人に説教したことで知られる。

グラハム氏の団体「ビリー・グラハム伝道協会」は、同氏がテレビや衛星中継なども通じて数億人にキリスト教の教えを説き、史上最も多くの人に布教した人物だとしている。

ニクソン元大統領など歴代大統領にとっても事実上の専属牧師となり、多数の世界的指導者とも面会。福音派伝道師として旧共産圏でも布教した。

近年は大統領らとの緊密な親交が途絶えていたが、トランプ大統領はツイッターで「偉大なるビリー・グラハムが死去した。彼のような人物はまたとない。キリスト教徒をはじめ、全宗教から惜しまれるだろう。極めて特別な人物だ」と投稿し、死を悼んだ。

*カテゴリーを変更します。

関連記事
戦争、死、破壊、大脱走はアフガニスタンにとっては日常茶飯事。カブールで起きた悲劇的な出来事の中で、ある女性記者の物語が際立っていた。バスナヤニマ・バスさんはインドのオンライン出版『Print』の記者としてカブールに派遣され、タリバンが政権を掌握する約一週間前にアフガニスタンの首都を逃亡した。エポックタイムズは独占インタビューで、バスさんはタリバンがカブール空港を占拠した数日後の逃亡を語った。
アメリカの宇宙関連の高官は、中国共産党が太平洋上空で密かに宇宙軍を強化しており、インド太平洋地域の安全保障を脅かしていると警告している
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスの創業者で元最高経営責任者(CEO)の趙長鹏被告(47)に対し、米検察当局は23日、マネーロンダリング(資金洗浄)の罪で禁錮3年の実刑判決を求刑した。赵被告は昨年11月、反マネロン法違反の罪状を認めており、30日にワシントン州シアトルの連邦地裁で量刑が言い渡される。
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。