米国、来週にも中国の経済アドバイザーと貿易摩擦で協議=米高官

[ワシントン 23日 ロイター] – 米政府高官は23日、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表らが来週訪米する中国の経済アドバイザー劉鶴氏と会合を開き、貿易摩擦に関し協議すると明かした。

もっとも、同協議における大幅な進展は期待していないとした。

米当局者によれば、トランプ米大統領は中国など他国からの鉄鋼輸入品に関し関税を課す方向で協議中。ホワイトハウスに近い情報筋によると、鉄鋼輸入品に対し、少なくとも24%の関税を課すとしているが、ホワイトハウスの報道官は何も最終決定されていないとしている。

劉氏の訪米について中国側は正式に認めていない。

関連記事
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
フランスで、中国共産党の海外警察組織が反体制者を中国へ強制送還しようとする事件が発生した。 駐仏中国大使館の職 […]