焦点:伊総選挙で躍進の五つ星、政権入りへ妥協の道歩むか
[ローマ 5日 ロイター] – イタリア総選挙で新興組織「五つ星運動」は最大の勝者になった。だが皮肉なことに、政権樹立のためにはこれまで批判対象としてきた既存政党と恐らく手を組まざるを得ず、非常に厳しい選択を迫られている。
左右のイデオロギー色を消し去り、既存政治への不満を持つ有権者を取り込んだ五つ星にとって今回の選挙結果は、これ以上ないぐらいの上首尾だった。強力な中道右派連合の過半数獲得を阻止しただけでなく、単独政党としては2位に得票率で約13%ポイントの差をつけて首位に躍進。五つ星を外して政権を立ち上げるのは、不可能ではないにしても相当難しくなった。
五つ星で最も人気がある政治家の1人、アレッサンドロ・ディバティスタ議員は「五つ星抜きの政権はあり得ない。誰もがわれわれを訪れ、話をしなければならなくなる」と胸を張った。
関連記事
トランプ政権がイランやベネズエラには軍事行使する一方、北朝鮮には外交を優先する理由を専門家が分析。核保有の有無が米国のリスク判断と「力の均衡」をどう変えたのか、現代の核抑止力の最前線を解説
中東情勢は緊張緩和の兆しを見せており、トランプ米大統領は先日、イランのエネルギー施設への攻撃を10日間延期すると発表しました。では、現在イランで実際に権力を握っているのは誰なのでしょうか?将来的にどの勢力が権力を握る可能性があるのでしょうか?
トランプ氏が、ホルムズ海峡の封鎖を続けるイランに対し「48時間以内に開放しなければ地獄を見る」と猛告。世界の石油供給の要所を巡る緊張は極限に達し、米イスラエルによる軍事作戦で原油価格も急騰している
イタリアのメローニ首相は4月3日、事前の発表なしにサウジアラビアを電撃訪問した。今回の訪問の主な目的は、イランの攻撃を受けた湾岸パートナー国に対する支持を表明し、イタリアのエネルギー供給を確保することにある。
台湾の最大野党・国民党の主席、鄭麗文氏が来週、中国を訪問し、中国共産党の習近平と会談する予定であり、台湾政界の関心が高まっている。大陸委員会は国民党に対し、中共の統一戦線による分断工作の罠に陥らないよう注意を促した。