香港立法会補選、民主派「拒否権」取り戻せず

[香港 12日 ロイター] – 香港立法会(議会、定数70)の補欠選挙(改選数4)が11日行われ、民主派陣営は2議席しか取り戻せず、大半の法案を阻止できる「拒否権」を持つのに1議席足りない状況となった。

補欠選挙は就任宣誓が無効とされたことにより民主派議員6人が失職したことに伴うもの。残り2議席はまだ改選されていない。

今回改選された4議席のうち、九龍西選挙区では、昨年7月に失職した姚松炎(エドワード・イウ)氏(53)が予想に反して体制派の鄭泳舜(ビンセント・チェン)氏に僅差で破れ、議席を回復できなかった。

投票率は43%で、2016年に実施された前回の立法会選挙の58%を大きく下回った。

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