ケリー米大統領補佐官、「人事刷新の計画ない」 懸念払しょくに努める

[ワシントン 16日 ロイター] – ジョン・ケリー米大統領首席補佐官は16日、トランプ政権を支えるホワイトハウスのスタッフに対し、近く人事が刷新される計画はないことを伝えた。

トランプ大統領は13日にティラーソン国務長官を更迭。その後15日には米ワシントン・ポスト紙が関係筋の話として、トランプ大統領がマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を解任する方針を決定したと報じ、トランプ氏が一段の人事刷新を進めるのではないかとの先行き不透明感が広がっている。

こうしたなかホワイトハウスのサンダーズ報道官は、ケリー首席補佐官がホワイトハウスの幹部らと話し、現時点で近い将来に人事が刷新される計画はないと伝えたことを明らかにした。

▶ 続きを読む
関連記事
イタリア当局は、人道支援の名目で集めた寄付金の7割以上をテロ組織ハマスへ流用したとして、慈善団体関係者ら9人を逮捕。メローニ首相はテロ資金源の解体を高く評価した
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
トランプ米大統領は12月25日、ナイジェリア北西部で活動する過激派組織「イスラム国(ISIS)」を標的とした「強力かつ致命的な攻撃」を実施したと発表。米国防総省の報道官は本紙に対し、今回の攻撃についてナイジェリア政府の承認を得て実施されたものだと語った。