北朝鮮と米韓がフィンランドで会議、非核化話し合わず=ソイニ外相

[ヘルシンキ 20日 ロイター] – フィンランドのティモ・ソイニ外相は20日、ヘルシンキで開催された北朝鮮、韓国、米国による会議で、北朝鮮の非核化は議題になっていないと述べた。現地テレビ局とのインタビューに答えた。

米朝会談の実現に先立ち一連の外交的接触が行われる中、北朝鮮外務省北米局のチェ・ガンイル副局長はフィンランドでの会議に出席している。

ただソイニ外相は、北朝鮮の核開発プログラムは話題に上らなかったと説明。「学者や政府幹部が出席する官民合同の会議であり、フィンランドは進行役に過ぎない。ただ、この会議では核兵器に関する話し合いはないと思う」と述べた。

さらに外相は「協議を継続し、平昌冬季五輪の前に韓国と北朝鮮の間に開かれた時間枠を利用することは良いことだ」との見方を示した。

会議の詳細は現時点で不明。

関連記事
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。
中国で保守国家秘密法改正案が5月1日から施行される。台湾で中国本土・香港及びマカオに関する業務を担当する大陸委員会(陸委会)は、中国渡航の必要性について慎重に考えるよう呼びかけている。
  オランダの総合情報保安局(AIVD)は、中国共産党によるスパイ活動が、オランダおよび国際社会の安 […]
韓国の申源シク国防相は1日、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」への部分参加に向けた協議を行ったと明らかにした。