安倍首相、11─18日にベルギー・フランス・サウジ・エジプト訪問

[東京 2日 ロイター] – 安倍晋三首相は2日正午に首相官邸で開かれた政府・与党連絡会議で、11日から18日の日程でベルギー、フランス、サウジアラビア、エジプトの4カ国を訪問するとの予定を正式発表した。

ブリュッセルでは、日EU(欧州連合)経済連携協定(EPA)に署名する。首相は「世界で保護主義の動きが広がる中、日本は自由貿易の旗手として、その旗を高く掲げ、今後も自由貿易を力強く推進していく決意だ」と意義を強調した。

パリでは日本文化の博覧会「ジャポニスム2018」の開会式に「マクロン大統領とともに出席し、フランス革命式典のパレードにはメインゲストとして出席する」(首相)という。

サウジアラビアとエジプトでは「経済ミッションも同行し経済関係の拡大に弾みをつけるとともに、地域や世界が直面する諸課題について戦略的な議論を行ないたい」と述べた。

*内容を追加しました。

 

 

(竹本能文)

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