中国人民銀行の幹部は3日、対ドルで人民元の急落を受けて相次いで発言し口先介入をした(大紀元資料室)

人民元が急落 人民銀幹部、不安払拭に躍起

中国金融市場では、米中貿易摩擦で中国経済減速との観測が強まり、株安に続き、中国の人民元は対ドルで大幅に下落している。市場の不安心理を払しょくするため、中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁が3日、口先介入を行った。

総裁は同日、中国紙・中国証券時報の取材に対して、元の動きに注視し、「元相場を合理的かつバランスの取れた水準で安定させる」と発言した。

3日、人民銀は元の対ドル基準レートは1ドル=6.6497元と、約11カ月ぶりの元安・ドル高水準に設定した。

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