厚労省分割、政府では議論してないが時代の要請は大事=官房長官

[東京 2日 ロイター] – 菅義偉官房長官は2日午前の会見で、厚生労働省を分割再編する案を自民党が検討しているとの報道について、政府としては議論していないが、同省の管轄が多岐にわたることや、時代の要請に応えることも重要、との認識を示した。

同長官は「厚生労働省の業務は極めて多岐にわたり、大臣の国会答弁が圧倒的に多いことは承知している」とた上で、「政府として同省分割の議論は行っていないが、まず党の議論を見守る」と述べた。また「政府としてはそれぞれの時代の要請に応えて国民に対応することは大事だと思っている」との認識を示した。

トランプ米大統領は、中国からの輸入品2000億ドル相当に対する関税を25%に引き上げることを検討している、と明らかにしたが、同長官は「我が国は多角的貿易体制を重視しており、いかなる貿易上の措置もWTOに整合的であるべきと考えている。WTOの場でしっかりと協議されることをまずは期待したい」との認識を示した。

そのうえで「米中両国が世界経済の安定的成長と発展のために関係を構築することが日本を含め世界全体にとって重要であり、両国の関係を注視していきたい」とした。

(中川泉)

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