トルコ代表団、2日以内にワシントン訪問=報道

[アンカラ 7日 ロイター] – トルコ当局の代表団が米国との対立に関して協議するため、2日以内にワシントンを訪問する。ニュース専門放送局「CNNトルコ」が外交筋の話として7日報じた。

両国は異なるシリア政策やトルコで拘束されている米国人牧師アンドリュー・ブランソン氏を巡り関係が悪化している。

トルコ政府は、米国による鉄鋼・アルミ関税に対する対抗措置として報復関税を導入。これを受け、米通商代表部は前週末にトルコの非関税での米市場へのアクセス見直しを表明。16億6000万ドルに及ぶトルコの対米輸出に影響する可能性があるという。

CNNトルコの報道によると、米国とトルコの両政府は一部の問題について事前合意に達したという。ただ詳細は報じられていない。

トルコ政府からのコメントは現時点で得られていない。

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