貞観政要
安泰な時にこそ危難を思う
中国五千年の長い歴史の中で中国が最も輝きを放った時代のひとつとされる「唐」時代。中でも唐の太宗の治世は「貞観の治」と呼ばれ、後世、政治の理想とされてきた。希代の名君と称せられる唐太宗は臣の言をよく容れ、真摯(しんし)な思索を通してこの理想の時代を創造した。『貞観政要』は唐太宗の言行録であり、家臣とやり取りを通して思索を深めていく唐太宗の思想過程が記録されている。『貞観政要』から日本でも徳川家康をはじめ、多くの為政者が「政治はどうあるべきか」を学び、現代においても多くのリーダたちに影響を与え続けている。
貞観15年、太宗は侍臣に尋ねた。「国を維持することは困難であるか、それとも簡単なことであるか」。侍中[1]の魏徴が応え言った。「国を維持することはとても困難なことです」
それを聞いて太宗は言った。「優れた者を登用して、そのものの忠言をよく聞けばよいのではないか。何が困難だというのだ」
関連記事
抗生物質をやめると再発する尿路感染症に悩む高齢女性が、中医学で改善した実例を紹介。鍼灸や漢方、食事・生活習慣まで、再発を防ぐヒントをわかりやすく解説します。
進化論を支えるとされた「生物発生原則」は、本当に科学的事実だったのか。捏造が認められ、何度も否定されてきたヘッケルの「証拠」を史料と研究から検証。常識として教えられてきた説に疑問を投げかける問題作です。
給料日前になると不安になる、そんな毎日から抜け出しませんか。収入に関係なく誰でもできる、家計を整え借金を減らす14の現実的な方法を、今日から実践できる形で解説します。
味噌とヨーグルト、身近な発酵食品が老化やがんリスクにどう関わるのか。最新研究と伝統知をもとに、腸・免疫・ホルモンまで整える食べ方と選び方を、毎日の生活に取り入れやすく解説します。
「胃にやさしい」と信じてきた白がゆ。けれど体質や季節を無視すると、冷えや湿気をため込み、かえって体の土台を弱らせてしまうことがあります。