トランプ米大統領、ロシア疑惑捜査に「隠すことは何もない」

[ワシントン 19日 ロイター] – トランプ米大統領は19日、ロシアによる2016年米大統領選への介入疑惑を巡るモラー特別検察官の捜査に対して「隠すことは何もない」と表明したほか、ホワイトハウスのドン・マクガーン法律顧問が捜査への協力を通じてトランプ氏に手向かっているとの見方を否定した。

18日付のニューヨーク・タイムズ(NYT)紙はマクガーン法律顧問がモラー氏に広範囲にわたって協力していると報道。トランプ氏はツイッターで、同紙報道はマクガーン氏が大統領に楯突いているように思わせているとした上で「事実は真逆だ」と指摘した。

マクガーン氏の弁護士は18日午後、同氏がモラー氏率いる捜査チームに「誠実に」協力しているとした上で、トランプ大統領がマクガーン氏に何らかの事情について話すのを控えるよう求めたことはないと説明した。

トランプ氏の顧問弁護士であるルディ・ジュリアーニ氏は、マクガーン氏の捜査協力について、間違ったことは何もしていないというトランプ氏の主張を補強するものだと指摘。NBCの番組で「大統領は彼に証言するよう促していた。実際にそうしたことは喜ばしい事であり、大統領に不利になるような内容は何もないことは確実だ」と語った。

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