米国防長官が予告なしにアフガン訪問、NATO軍新司令官と協議

[カブール 7日 ロイター] – マティス米国防長官は7日、アフガニスタン駐留北大西洋条約機構(NATO)軍の司令官に就いたばかりのスコット・ミラー氏と協議するため、首都カブールを事前の予告なしに訪れた。ミラー司令官とは反政府武装勢力タリバンとの和平交渉の進展度合いについて話し合う。

米国はアフガン政府とタリバンとの和平を求めているが、現地の治安は悪化しており、アフガン政府内には混乱がみられている。

ただ、マティス長官は今週、記者団に対し、タリバンとの和平交渉の進展に期待感を示していた。

「和平が単なる幻影ではもはやないという兆候がさらに示されている」と指摘。「多少の骨組みができており、一部の連絡チャンネルが開かれている」と加えた。

米国務省の高官は、和平交渉加速への道筋をつけるために、今夏にタリバンの幹部らとカタールで協議している。

米政府はこれまで、タリバンが6月に一時停戦を受け入れたことは、和平交渉に期待を持つべき根拠になっていると指摘している。

関連記事
アメリカの宇宙関連の高官は、中国共産党が太平洋上空で密かに宇宙軍を強化しており、インド太平洋地域の安全保障を脅かしていると警告している
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスの創業者で元最高経営責任者(CEO)の趙長鹏被告(47)に対し、米検察当局は23日、マネーロンダリング(資金洗浄)の罪で禁錮3年の実刑判決を求刑した。赵被告は昨年11月、反マネロン法違反の罪状を認めており、30日にワシントン州シアトルの連邦地裁で量刑が言い渡される。
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。