米、サウジとロシアのエネルギー相とそれぞれ会談へ=関係筋

[ワシントン/モスクワ 9日 ロイター] – 関係筋によると、ペリー米エネルギー長官は10日から、ロシアとサウジアラビアのエネルギー相とそれぞれ会談する。トランプ米政権は各国に対して、イラン産原油の輸入を11月4日までにゼロにするよう求めている。

関係筋によると、ペリー氏は、10日午前にワシントンでサウジのファリハ・エネルギー相や他の同国政府高官と会談する。

ペリー氏はまた、13日にモスクワでロシアのノバク・エネルギー相と会談する。

米国とロシアの政府高官は、エネルギー問題について協議するため、定期的に会談していたが、ロシアがクリミア半島を併合して以降、停止している。

ペリー氏とノバク氏は、バルト海を経由してロシアとドイツをつなぐパイプライン「ノルドストリーム2」について協議する見通し。

トランプ大統領とオバマ前大統領は、このパイプライン事業によりロシアの欧州への影響力が強まるとし、反対していた。一方、ドイツは支持している。

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