トルコは「経済的攻撃」の矢面、米の批判で=エルドアン大統領

[イスタンブール 14日 ロイター] – トルコのエルドアン大統領は14日、米国のトルコに対する批判的な発言を受け、トルコが「悪質な経済的攻撃」を受けていると述べた。また、前日に中銀が大幅な利上げを決定したことについて、金利に関する忍耐には限度があると述べた。

エルドアン大統領は、公正発展党(AKP)幹部向けの演説で「米国からわが国に関するネガティブな発言が出て、われわれは、経済を狙った悪質な攻撃を受けている」と述べた。

前日にトルコ中銀が政策金利を6.25%ポイント引き上げたことについて、トルコは、中銀の独立性がもたらす影響に直面することになると述べた。さらに、金利に関する自身の忍耐には限界があると述べた。

大統領は国民にすべての貯蓄をリラに交換するよう呼びかけるとともに、民間セクターは生産や投資を断念してはならない、と述べた。

また、各省庁が、投資計画の見直しを行っており、追加の新規投資は検討されないと述べた。ただし、70─80%まで進んだ投資は完了させるとした。

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