孫子兵法「将、外にあっては、君命も奉ぜざるあり」
紀元前500年前、中国の春秋時代の軍事家・孫子が残した『兵法』に記されている「将在外,君命有所不受」。これは実際に孫子が呉王の命令に背いて、呉王の二人の妃を殺した時に言った言葉でした。なぜ孫子は王の命令に背いてまで妃を殺したのでしょうか? また愛する妃を殺された王をどのように納得させたのでしょうか?
孫武(孫子)は書き上げた『兵法十三編』を呉王に差し出したところ、無名だったため能力を疑われました。「女官たちを訓練して能力を示せ」これが孫武に与えられた試練でした。
命じられた孫武は、まず女官たちを左右二つの軍に分け、それぞれの長に呉王が愛する二人の妃を任命しました。
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