原油先物が反落、米国内原油在庫が予想外に増加

[北京 19日 ロイター] – 原油先物相場は米国内原油在庫が予想外に増加したことを受けて反落している。

0042GMT(日本時間午前9時42分)現在のブレント先物<LCOc1>は22セント(0.28%)安の1バレル=78.81ドルとなった。

米原油先物<CLc1>は14セント(0.20%)安の69.71ドル。

米石油協会(API)が18日公表した14日までの1週間の国内原油在庫は3億9710万バレルと前週から120万バレル増加した。アナリストは270万バレルの減少と予想していた。

盛達期貨の商品調査部門を統括するチェン・カイ氏は「米原油在庫の増加が一時的にトレーダーの関心を引いた」と述べ、「米国の燃料在庫が増加し原油処理能力が高まれば、北海ブレントと米原油先物の価格差が一段と拡大する可能性がある」との見方を示した。

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