大統領職は「心地良い」=トランプ氏

[ワシントン 14日 ロイター] – トランプ米大統領は14日に放送されたCBS番組の「60ミニッツ」のインタビューで、大統領就任から2年近くだったが、大統領職は「心地良い」との感想を漏らした。

同氏は「私が米国の大統領だというのは、少し非現実感があったが、それは誰もが同じだと思う」と発言。

「友人でさえ、私のことをドナルドとは呼ばず、ミスター・プレジデントと呼ぶ。私は『打ち解けて話してほしい』と頼んでいる。仕事をしながら学んできた」とした上で「今では自分が大統領だという実感がずいぶん湧いてきた」と述べた。

インタビューでは、これまで通り、様々な問題について攻撃的な発言を連発。自由奔放で挑戦的な大統領というイメージを変える気配はなかった。

不法移民の親子分離政策を復活させる意思があるかについては、明言を避けたが、強硬な政策が必要だとの立場を改めて表明。

「親と一緒にさせるのはOKだが、それを認めると人々がこの国に押し寄せることになる」と指摘。「不法入国という結果を伴わざるを得ない」と主張した。

連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー氏の性的暴行疑惑を巡って、トランプ氏が告発した女性を揶揄したとされる問題については、上院の指名獲得のために必要だったと主張。

「私があのスピーチをしていなければ、我々は勝てなかった。私はただ、彼女は何も知らないようだ、と言っただけだ。非凡な男の一生を台無しにしようとしている、と言っただけだ」と述べた。

実業家出身のトランプ氏は、政治の世界はビジネスの世界よりもさらに厳しいとも発言。

「ワシントンDCは、ひどい、ひどい世界だ。攻撃、悪口、陰口。だが、自分なりに、ここはとても心地が良いと感じている」とし「昔はいつも、マンハッタンの不動産業者が一番タフだ、などと言っていたが、今では赤ん坊のように思える」と語った。

関連記事
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。
中国共産党は世界的に流行しているアプリを通じて外国人ユーザーのデータを集め、世界の情報エコシステムを変革し、海 […]
2024年4月30日、上海発香港行きの香港を拠点とする航空会社「キャセイパシフィック航空」CX341便は悪天候に遭遇し、2度も香港への着陸に失敗した。同便での恐怖体験について一部乗客は振り返っている。
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。