トランプ氏、規制撤廃の取り組み評価 230億ドルのコスト削減

[ワシントン 17日 ロイター] – トランプ米大統領は17日、経済成長を損ねると自身が考える規制を撤廃した政権の取り組みを評価し、2017─18会計年度(18年9月終了)に規制関連コストを230億ドル削減したと述べた。

ホワイトハウスによると、17─18年度には14の新規制が承認され、57の規制が撤廃された。

トランプ氏はホワイトハウスでのイベントで「われわれが必要としているルールや規制、基準は維持する。ただ、われわれは必要のない多数の規制を撤廃した」と述べ、「経済がここまで堅調な理由のひとつは、ひどい規制の妨げを受けていないからだ」と主張した。

一方、非営利団体パブリック・シチズンのリサ・ギルバート氏は、承認された14の新規制が人々の健康や安全を大幅に改善し、人の命を救うとは説明できないと指摘。トランプ政権下で、規制当局は救命や国民の保護でなく、企業利益の拡大にのみに目を向けていると批判した。

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