トランプ米大統領、一律5%の歳出削減を指示 国防費は対象外

[ワシントン 17日 ロイター] – トランプ米大統領は17日、各省庁の歳出を一律5%削減する案を提出するよう閣僚に指示した。大規模減税などにより財政赤字が6年ぶりの高水準となっており、歳出削減で赤字縮小を目指す。

閣議は記者に公開された。トランプ氏は「全員が5%の削減案を提出して欲しい。それ以上なら大変喜ばしい。ここにいるうちの何人かはもっと大幅な削減が可能なはずだ」とし、「無駄をなくせ」とげきを飛ばした。

国防総省も5%の削減目標を達成する必要があるかとの質問には「国防総省の新しい予算がどうなるかは分かっている。おそらく7000億ドルだ。国防は非常に重要だ」と述べ、除外されるとの見通しを示した。

トランプ氏は8月に7160億ドルの国防予算を計上する国防権限法案に署名した。歳出が7000億ドルなら3%未満の削減にとどまる。

トランプ政権は2020年度の歳出計画についてとりまとめを開始しており、予算の編成方針は大統領が来年、予算教書で明らかにする。

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