中国が正常な国として振る舞うよう働きかけ=米国務長官

[ワシントン 31日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は31日、中国が通商分野で正常な国のように振る舞い、国際法を尊重するよう米国は取り組んでいると述べた。

ポンペオ氏はラジオ番組で、中国による知的財産の略奪行為は「不適切」で「超大国や世界の指導者としての立場と一致していない」と批判。数千億ドルという規模で他国の知的財産を盗む行為を止める方法を中国は見つけ出す必要があると指摘した。

また別のラジオ番組でポンペオ氏は、長期的に恐らく中国は米国が直面する最大の国家安全保障上の課題だとの考えを示し、トランプ政権は「あらゆる面で」対応に取り組んでいると説明した。

中国が通商分野で正常な国のように振る舞い、国際法の規則を尊重するよう、トランプ大統領の指示のもと、政府は多方面から取り組んでいると説明した。

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