米大統領、壁建設含む移民問題で議会との協力表明

[ワシントン 7日 ロイター] – 米中間選挙から一夜開けた7日、トランプ米大統領はメキシコとの国境沿いの壁建設や、幼少期に親と不法入国した若者の在留を認める制度を含む移民政策について、議会とともに取り組んでいきたいとの考えを示した。

トランプ大統領はホワイトハウスで行った記者会見で、メキシコとの国境沿いの壁建設に向け議会が十分な費用の拠出を認めることを望んでいると述べた。ただこの問題で政府機関が閉鎖されるような事態は招かないとの考えも示した。

このほか、幼少期に親と不法入国した若者の在留を認める制度(DACA)について、下院で過半数を奪回した民主党と協力できる可能性はあるとの見方を示した。ただ最高裁判所がどのような判断を下すか見る必要があるとも述べた。

トランプ政権は5日、最高裁に同制度の廃止を巡る判断を委ねている。

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