中間選挙消化されドル上昇、明日のFOMC声明に注目=NY市場

[ニューヨーク 7日 ロイター] – ニューヨーク外為市場では、前日の中間選挙の結果が消化されるに従いドル相場は上向いた。当初は「ねじれ」議会が現実のものとなったことで一段の財政刺激策の導入は困難になるとの見方からドルは下落していた。

中間選挙では共和党が上院の過半数を維持したものの、下院では民主党が過半数を奪回。市場では「ねじれ」議会となることで減税や規制緩和が困難になるとの見方が出ており、ドルの当初の下落につながった。

ただ午後に入ってからは市場の焦点は連邦準備理事会(FRB)がこの日から2日間の日程で開いている連邦公開市場委員会(FOMC)にシフト。テンパス・コンサルティングのトレーディング担当バイスプレジデント、ジョン・ドイル氏は「明日のFOMC声明発表を前に、ポジション調整の動きが出ている」としている。

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