北朝鮮の新型兵器実験、核放棄の取り組み頓挫させず=米国務省

[ソウル/ワシントン 16日 ロイター] – 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が新たに開発された最先端戦略兵器の実験を視察したと朝鮮中央通信(KCNA)が16日伝えたことについて、米国務省は北朝鮮の核兵器放棄に向けた取り組みを頓挫させるものではないとの見解を示した。

国務省の報道官は「トランプ大統領と金委員長が交わした約束が実行されると引き続き確信している」と述べた。

また、中国から北朝鮮に不法入国し、10月から拘束されていた米国人を国外追放するとKCNAが報じたことについて、国務省はこの人物の身元を明かしていないほか、詳細を提供していない。

北朝鮮側は、この米国人をブルース・バイロン・ローレンス氏としている。

国務省は16日の声明で、ポンペオ国務長官が解放への協力で北朝鮮とスウェーデンに謝意を示したと明らかにした。

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