カンボジア首相、外国軍の基地開設受け入れないと断言

[プノンペン 19日 ロイター] – カンボジアのフン・セン首相は19日、中国がカンボジア南西部ココン州に海軍基地を開設するために働き掛けを行っているという報道を受けて、外国軍の基地開設を受け入れることは決してないと表明した。

アジア・タイムズは15日、匿名の外交筋やアナリストらの話として、中国政府が2017年以降、海軍基地を設置するためにカンボジアに働き掛けを行ってきたと報じた。基地は人民解放軍の海軍のフリゲート艦や駆逐艦などの艦船の拠点になる可能性があるという。

キュー・カンニャルット情報相のフェイスブックへの投稿によると、フン・セン首相は19日の閣議で「カンボジアは国内に外国軍の基地を認めることで憲法を違反する必要があるのか」、「外国の兵士に誰と戦ってもらう必要があるのか」と問いかけたという。

「過去のようにカンボジア国内で外国の兵士が戦うことは必要としていない。カンボジアがイデオロギーや兵器の実験の場所になることも認めない」と断言した。

関連記事
戦争、死、破壊、大脱走はアフガニスタンにとっては日常茶飯事。カブールで起きた悲劇的な出来事の中で、ある女性記者の物語が際立っていた。バスナヤニマ・バスさんはインドのオンライン出版『Print』の記者としてカブールに派遣され、タリバンが政権を掌握する約一週間前にアフガニスタンの首都を逃亡した。エポックタイムズは独占インタビューで、バスさんはタリバンがカブール空港を占拠した数日後の逃亡を語った。
アメリカの宇宙関連の高官は、中国共産党が太平洋上空で密かに宇宙軍を強化しており、インド太平洋地域の安全保障を脅かしていると警告している
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスの創業者で元最高経営責任者(CEO)の趙長鹏被告(47)に対し、米検察当局は23日、マネーロンダリング(資金洗浄)の罪で禁錮3年の実刑判決を求刑した。赵被告は昨年11月、反マネロン法違反の罪状を認めており、30日にワシントン州シアトルの連邦地裁で量刑が言い渡される。
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。