原油先物が約4%高、米中の追加関税棚上げ合意などを材料視

[ニューヨーク 3日 ロイター] – 原油先物価格は約4%上昇。米中による追加関税棚上げ合意やカナダのアルバータ州による減産命令が材料視された。石油輸出国機構(OPEC)による減産も確実視されている。

清算値の北海ブレント先物<LCOc1>は2.23ドル(3.75%)高の1バレル=61.92ドル。米WTI原油先物<CLc1>は2.02ドル(3.97%)高の1バレル=52.95ドルだった。

両先物とも序盤には5%超高となる場面があった。

トランプ米大統領と習近平・中国国家主席は、ブエノスアイレスで1日開催された首脳会談で、新たな関税を一時的に見送り、貿易戦争を悪化させないことで合意した。[nL4N1Y70MQ]

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