アフガン政府庁舎襲撃で43人死亡、治安部隊と銃撃戦

[カブール 25日 ロイター] – アフガニスタン首都カブールにある政府庁舎が24日、自爆攻撃や過激派集団の襲撃を受けた。当局は25日、43人が死亡したと発表した。

襲撃犯の1人は保健省が入居する庁舎の前で爆発物を積んだ車を自爆させた。その後に銃を持った武装集団が建物内に押し入って職員を人質に取り、他の集団は治安部隊と銃撃戦を7時間繰り広げた。

保健省の報道官は、襲撃現場からこれまで43人の死体と10人の負傷者を救急車で運び出したと明らかにした。

アフガン軍部隊は24日夜までに350人以上の文民を建物から避難させた。これまでのところ犯行声明は出されていない。

アブドラ行政長官は反政府武装勢力タリバンによる犯行との見方を示したが、タリバンの広報官は関与を否定した。

トランプ米大統領は最近、アフガンに駐留する米軍の兵士1万4000人のうち5000人以上を撤退させる可能性を検討していると明らかにしている。

関連記事
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。
中国で保守国家秘密法改正案が5月1日から施行される。台湾で中国本土・香港及びマカオに関する業務を担当する大陸委員会(陸委会)は、中国渡航の必要性について慎重に考えるよう呼びかけている。
  オランダの総合情報保安局(AIVD)は、中国共産党によるスパイ活動が、オランダおよび国際社会の安 […]
韓国の申源シク国防相は1日、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」への部分参加に向けた協議を行ったと明らかにした。