中国人女性が機内で大騒ぎ ユナイテッド航空機が成田に緊急着陸

2026/06/26
更新: 2026/06/26

6月24日、上海浦東国際空港から米サンフランシスコへ向かっていたユナイテッド航空UA858便で、中国籍の女性乗客が機内で騒ぎを起こし、同便は目的地を変更して日本の成田空港に緊急着陸した。着陸後、日本の警察官が機内に入り、女性を機外へ連れ出した。

事件の一部始終を目撃したという乗客はその後、SNSに投稿し、この女性は上海浦東空港で搭乗する時点から落ち着かない様子を見せていたと説明した。女性は独り言を繰り返し、中国語と英語を交えながら大声で罵声を上げ、つばを吐く行為もあったという。

搭乗後も女性は周囲に向かって罵声を浴びせ続け、周辺の乗客からは座席の変更を求める声が相次いだ。離陸後、その行動はさらにエスカレートした。

近くの席に座っていた乗客は投稿で、「隣の西洋人乗客も眉を顰めた。この件はユナイテッド航空には全く非がない。客室乗務員が機内食を配り始めると、女性は食器を客室乗務員に投げつけ、暴言を吐いたという。その後も、食べ物を通路に投げ捨てたり、機内のあちこちでつばを吐いたりするなどの行為を続けた」と説明した。

機内の保安要員とみられる人物が警告したものの、女性の状態は改善しなかった。2度目の警告にも応じなかったため、機長は成田空港への緊急着陸を決めたという。

ネット上に投稿された機内の映像では、同便が成田空港に着陸した後、約7人の警察官が機内に入り、事情を確認する様子が映っている。女性は事情聴取に応じず、興奮した様子で「何をするのか」「私は降りない」などと叫んだ。警察官の一人はその後、頭上の収納棚に入っていた女性の手荷物を取り出した。

目撃者によると、警察官は終始冷静で、女性に対して根気強く対応していた。しかし、女性は最後まで協力を拒んだため、説得にあたる担当者が機内に入り、対応を続けた。その結果、女性は最終的に機外へ連れ出されたという。

フライト追跡サイト「FlightAware」のデータによると、UA858便は同日午後0時43分、上海浦東国際空港を出発した。機内での騒動の影響により、日本時間午後4時37分、成田空港に緊急着陸した。同機は成田空港で数時間待機した後、日本時間午後6時15分に再び離陸し、アメリカ時間午前10時40分にサンフランシスコに到着した。