NATOとロシア、INF廃棄条約巡り膠着 米は破棄手続きの公算
[ブリュッセル/モスクワ 25日 ロイター] – 北大西洋条約機構(NATO)加盟国とロシアは25日、西側諸国が中距離核戦力(INF)廃棄条約違反と主張しているロシアの新型ミサイルを巡りブリュッセルで会合を開いたが、見解の相違は埋まらず、米国が来月初旬に同条約の破棄手続きを開始する公算が大きくなった。
NATOロシア理事会では加盟29カ国の大使がロシアのリャブコフ外務次官に対し、期限の2月2日までに核弾頭を搭載可能の巡航ミサイルシステムを廃棄するよう改めて要請。これに対しリャブコフ次官は、ルーマニアに設置されたミサイル防衛システムがINF廃棄条約に違反しているとし、同条約に違反しているのは米国との立場を示した。
NATOのストルテンベルグ事務総長は「ロシアが迅速に順守することが望ましい。順守されなければ同条約の価値はない」とし、「INF廃棄条約は危機に瀕している」と指摘。
関連記事
米エネルギー長官はイラン戦争が数週間以内に終結し、価格は下落すると予測
イラン外相が、中露との「軍事協力」を公言。米軍資産の情報提供疑惑が深まる中、ロシアだけでなく中国の介入も示唆する衝撃の発言
トランプ米大統領による強い圧力のもと、キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は、アメリカと交渉中だと認めた。米中首脳会談を前に、中国共産党政権が長年築いてきた「反米独裁連合」が崩れつつあるとの見方も出ている
台湾国防部は15日、同日午前6時(台湾時間)までの24時間に、台湾周辺で活動する中国共産党軍(中共軍)の航空機延べ26機と海軍艦艇7隻を確認したと発表した。
関係筋によれば、紛争が激化する中でも、イランの戦略的パイプラインとジャスク港を経由する輸送ルートにより、原油のホルムズ海峡回避が可能になっているという