ヴァーレ、最大級鉱山の鉱滓ダム運営許可が取り消し

[サンパウロ 6日 ロイター] – ブラジルのミナスジェライス州は、資源大手ヴァーレ<VALE3.SA>で最大級となるブルクツ鉱山のために建設されたラランジェイラス鉱滓ダムの運営許可を取り消した。ヴァーレが6日明らかにした。

ブルクツ鉱山は既に裁判所から操業停止命令を受けており、ヴァーレは生産の9%近くが凍結状態となっている。

ヴァーレはダム運営許可取り消しの撤回を求めて提訴する方針。

ミナスジェライス州はヴァーレのジャンガーダ鉱山についても操業許可を取り消した。

ヴァーレは先月25日にブラジル南東部ブルマジニョに所有する鉱滓ダムが決壊して多数の死者と行方不明者が出ており、政治家などから経営陣の刷新や法的責任を問う声が上がっている。

ヴァーレは5日、2020年までに約15億レアル(4億ドル)を投じて、鉱山から出る鉱滓(スラグ)の処理でダムへの依存度を下げる方針を示した。

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