米国連大使、トランプ氏推薦のナウアート氏が辞退表明=国務省

[ワシントン 16日 ロイター] – 年末で退任したヘイリー前国連大使の後任としてトランプ米大統領が推していた国務省のヘザー・ナウアート報道官は、家庭の事情により辞退する意向を示した。国務省が声明を発表した。

声明によると、ナウアート氏は「過去2カ月間、家族にとっては大変だった。家族のために辞退する」と説明している。

ナウアート氏は保守系フォックス・ニュースの元キャスター。民主党からは、外交経験に乏しいとの指摘が出ていた。

トランプ氏は昨年12月7日、ヘイリー前国連大使の後任にナウアート報道官を指名する意向を示していた。

ホワイトハウスは、ナウアート氏の指名を正式に上院に送っていなかった。

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