EUの対米通商交渉、加盟国間で温度差 仏は早期の協議入りに難色

[ブカレスト 22日 ロイター] – 欧州連合(EU)は22日、ブカレストで加盟国の通商担当相らによる非公式会合を開いた。外交筋によると、対米自動車輸出への関税を回避するための米国との通商交渉入りについて、ドイツなどが支持する一方、フランスは消極的な姿勢を示すなど、加盟国間の温度差が浮き彫りになった。トランプ米政府は、EUと通商問題で合意できなかった場合には、欧州から輸入する自動車に関税をかけるとの姿勢を示している。

EU政策執行機関の欧州委員会は、米との正式な交渉を開始できるよう2件の交渉権限(マンデート)の承認をEU加盟国に求めている。

外交筋によると、EUの対米自動車・自動車部品輸出の半分以上を占めるドイツは、交渉開始を希望。半面、米国への自動車輸出が極めて少ないフランスは5月の欧州議会選前の交渉入りに難色を示している。

▶ 続きを読む
関連記事
1月27日、米国はパリ協定から正式に離脱した世界で唯一の国となった。今回の離脱は、トランプ政権による多国間機関への包括的な見直しの一環でもある
専門機関の推計によれば、露ウ戦争の開戦から約4年の間に、ロシア軍の死傷および行方不明者数は120万人を超えたという
張又俠と劉振立の失脚を受け、軍内部では不満と対立の感情が広がり、中央軍事委員会が下した複数の指令が拒まれている状況だという。
ロシア製攻撃ヘリ「Mi-28NE」の受領により軍備を増強するイラン。国内外で緊張が高まっており、対米関係の悪化や国内での大規模な反政府デモ、人権問題が深刻化している
中国がASMLの元技術者を雇いEUV露光装置を模倣したが、核心となる独ツァイスの光学技術を再現できず、ハイエンドチップ製造は困難との見方がある。独自開発を誇示する中国と冷ややかな欧州メディアの対立を追う