ロシア、北方領土の3島に高速インターネット網構築

[モスクワ 26日 ロイター] – ロシアの国営通信会社ロステレコムは26日、南クリール諸島(北方領土)のうち、択捉、国後、色丹の3島に高速インターネット網を構築したと発表した。

ロステレコムによると、ロシアのサハリンから3島の4町村に総延長815キロメートルの光ファイバーケーブルが敷設され、高速インターネットが利用できるようになった。

プロジェクトの総工費は33億ルーブル(5030万ドル)で、大半がロシアの国家予算から拠出されたという。

日本とロシアの両首脳は北方領土問題の解決に向け協議を重ねているが、このプロジェクトからは、領土の引き渡しに消極的なロシア政府の姿勢がうかがえる。

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