米国、国連安保理にベネズエラ関連の決議案採決を要請=外交筋

[ニューヨーク 27日 ロイター] – 米国は国際連合安全保障理事会に対し、ベネズエラにおける自由かつ公正な大統領選挙の実施と制限のない人道的支援の提供を求めた決議案を28日に採決するよう要請した。外交筋が明らかにした。

外交筋によると、同決議案にはロシアが反対する可能性が高い。可決には常任理事5カ国(ロシア、中国、フランス、英国、米国)の同意投票を含む9カ国の賛成票が必要となる。

ベネズエラの野党指導者で暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長の国際的な承認を巡り米露は対立している。米国は今月、安保理決議案を提示。これを受け、ロシアは選挙や支援に言及していない対立文書を提案した。27日には米国側の修正案が配布された。ロシアが対立文書を採決にかけようとしていたかどうかは不明。

米国の修正案は、グテレス事務総長に対し、国際監視団と共に自由かつ公正で信頼できる大統領選挙を実施するよう求めたほか、ベネズエラの国会議員全員の安全を保証する必要性を強調した。

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